皆様、いつも弊社ブログを見て頂きありがとうございます。広島県立広島観音高等学校同窓会OB様からご依頼がございまして、創立90周年記念石碑をキャンパス内に設置した事例をご紹介します。広島観音高校は大正 10.09.22 広島県立広島第二中学校設立認可創立、昭和24.04.30 広島県広島観音高等学校設置認可となり、広島県を代表する文武両道優秀な進学校であります。創立90年を記念として石碑建立とキャンパス内エントランス防草対策修繕工事の依頼を請けました。石碑に使う素材(石材)は、元々観音高校グランド内に存在していた自然花崗岩の巨石(6t)を利用することが条件でした。巨石は原爆の惨禍に遭っても破壊せず逞しく現存していたことが適し選ばれた理由でした。長さは3メート超え、幅、高さも1メートルあり重さも約6トン級の巨石を切削加工する為には、それなりの機械設備の工場が必要であり、広島市内近郊の石材店として弊社にご用命を頂いた訳です。弊社門型切削大口径は、ストローク4m直径1.8mまで石を切る能力があり、巨大な岩石の切削加工を可能としました。石の重量が6トン以上あるので、埋まった石を引上げするのも運搬するのも大変でしたが、機械の台座に乗せるのも大変でした。形状は円弧になっており、設置面も尖って非常に不安定なので、台座に固定すること自体が難しかったですし、加工中に石が倒れたりすると非常に危険、慎重に慎重に加工しました。

下記の写真は切削し終わった後、片方の石をつり上げ移動する様子です。片方の石材は記念碑前の踏石として利用しております。

石碑本体を支える台座の石として、別の岩石を二分切断している写真です。

切断段差が無きように表面を砥石で粗磨き、形状を整える為にノミで斫ります、端の石バリは人工ダイヤカップや砥石サンダーで面を整えます。

花崗岩は鉄分を多く含有していますので、後に錆が発生しない様に(赤発色、赤錆等の変色防止)しっかりと表面には錆取り錆止め剤を塗布し水洗浄を繰り返し行います。

石を切るのも大変でしたが、

更に文字彫刻も同じく大変苦労しました。

弊社第二文字彫り工場に持込み熟練匠な職人さん(弊社社員/大前雄二氏)が彫刻しました。

石碑表面に特殊なゴムシートを貼り、原稿を写しカッターで文字切抜きして、サンドブラストで時間を掛け丁寧に彫っていきます。

3つの校章の彫刻と在学の生徒さんの書かれた「絆」の文字を彫りました。

半紙に書かれた直筆の書体を石に忠実に彫れるよう一部正し(字肉厚、毛はらい、等)文字校正、位置確認、校章の大きさ、態々工場に足を運んで頂き最終確認賜りました。弊社第二文字彫り工場に持込み熟練匠な職人さん(弊社社員/大前雄二氏)が彫刻しました。

ポプラの葉四枚と,その中央に「H」「K」の頭文字をあしらっている。
ポプラは広島二中以来のシンボルで,真っ直ぐにすくすく伸びる本校生徒の若さを象徴している。
四枚の葉は「道」「知」「情」「体」を表し,本校の教育方針となっている。
この校章は昭和24年に制定された。

責任感と論理的思考力と主体性チャレンジ精神と忍耐力の意味が込められているようです

基礎台座は間知石(御影石)と巻石です。記念碑の埋め土は石碑が傾かないよに砕石を大量に埋めております。仕上として国産五色石玉砂利を巻いております。

校舎と校舎の中庭長さ70メートルのエントランスを整備して防草マサで固めて運動も出来るようになりました。記念碑以外の残った自然石も腰掛やテーブルに再活用されてます。