安佐北区落合南 高陽墓苑。家族の改宗よって多宗派も入れる墓石を改善した事例をご紹介。

2月に入り、ようやく安佐北区内の雪の影響もなく工事は順調に実地致しております。さて、今年正月明けに、安佐南区西原にお住いのH様より、30年前に広島市安佐北区落合南に在する「高陽墓苑」に建てたお墓が日蓮宗仕様(妙法蓮華経)なのですが、家族の中で浄土真宗門徒も居り宗旨宗派に関係なく入れるお墓に改善したいとのご相談を賜りまして早速現地調査、様々な角度からの改修及び改善のご提案をさせて頂いた所、快諾を受け早速作業を行いました。

文字が刻んである仏石/台座を解体、墓地から運び出し、工場に持込しました。完全防草ストーンレジンも別途賜り、表土鋤取りと、残土や古くなった玉砂利など撤去同時進行。

工場内の大型切削機械によって仏石に刻んであった妙法蓮華経タイトルを30mm厚み切削、切削した表面を鏡面研磨と頭部(広島八巻)も再加工。

台座の○○家も30mm厚み程切削して鏡面研磨、台座頭部の水垂れも再加工。

新しい○○家文字原稿を作成、施主様の立会いの下、文字確認。

墓地の位置条件も良かったので2日間で無事据付完了。

免耐震ボンド目地で綺麗で且つ安心度UP!

雑草処理で辛かった墓所内の空間も完全防草ストーンレジンで固め、見た目グレードUP且つ掃き掃除で楽々管理。

経年で外柵や戒名板の文字や家紋の墨が溶けてましたので、新たに文字の再墨入れ処置。くっきりハッキリ!

別途、「ありがとう」花柄彫刻を追加彫刻。

熱で割れてたガラス管も交換。

綺麗に再製しました。30年前とは思えない仕上がりです。