可部高松山共同墓地、登山道階段緩和工事と石垣法面修復工事の事例を紹介します。

安佐北区可部町の高松山共同墓地管理組合様より、お墓参りするのにスロープ登山道の昇り降りは高齢者にとって足腰、特に膝に負担がかかるのでテラセキ(寺岡石材工業)さんに是非改善するようにと工事の発注を請けました。

高松山登山道は広島市所有の道なので、事前に役所に工事内容・工事開始日・工事完了日等工事届を提出し承諾を受け開始します。

職人さんの匠な技術で昇り降りが楽になるよう工夫して工事をしました。因みに弊社 ㈱テラセキは、建設業の許認可を受けており、土木業も行っております。(大掛かりな土木はしませんが。。。)

まず、参道表面の汚れを除去します。セメントを塗る部分に特殊な溶剤(接着剤)を塗布します。セメントが良く引っ付くように。大量にセメントを使用しますが、階段毎バケツでセメントを運びます。23階段分作業は手作業で職人さん大変です。

階段は高さ10cmと低めに設定。90cm間隔で工事します。

下から観た階段工事完了写真。

上から観た階段工事完了写真。

法面の工事前写真。石垣の目地は風化して苔が生しています。

法面工事途中の写真。石垣の表面や隙間の草や苔を除去してセメントを詰めます。
工事完了の写真。しっかりセメント目地入れして完成です。これで石垣崩れの心配はありませんね。