広島浄光台 広島市安佐北区可部町勝木 10寸4重台和墓改修移転工事の事例をご紹介。(3㎡)

ご依頼は昨年5月の来店。北広島町今吉田の実家付近に建てたお墓を整理して(複数のお墓を1基に纏める)墓石の移転をしたいとのご相談でした。施主様は現在安佐北区口田に住居を構えておられるので、近隣の墓地をご希望でした。近隣の墓地もご紹介いたしましたが、墓地の永代使用料、管理料など墓地費用面や墓地面積の条件などで1年以上検討された末、広島市安佐北区可部町の浄光台に決定。墓地を取得され8月盆までの移転工事をされました。

墓石は10寸角四重台で、かなり大きな和墓です。山林墓地に据えられたお墓は苔が生しかなり汚れていましたが、直射日光の紫外線などの影響も少なく弊社工場内クリーニング、墨入れしましたが、新品同様に再製することが出来ました。

「倶会一處」くえいっしょ(具に一つ所で会いましょう) の意味で、亡くなってもお浄土の世界で再び会うことになります。

墓碑は昭和中期に建てられたお墓ですが、記念の為に令和三年八月再建と彫刻しました。

仏石、上台、下台、一枚石、納骨四ツ石の接合部は免耐震特殊ボンドにて目地をします。石材表面もピカピカに光っております。

工場内でピカピカにメンテナンス行ったお陰で、新品とも思えるような仕上がりになりました。

右側に法名石(霊標、戒名板とも言う)、正面に屋根丸香立て、蝋燭立て3点セット設置

地面は防草対策して黒玉砂利を撒いて、ボンボリ立てキャップを400cm間隔に埋め込みます。

納骨室内は水はけの良い砕石や川砂を敷き詰めます。納骨石や巻石の下部は生コン。

接合部にはステンレス製Lアンカーボルトで強力に補強します。特殊ボンドも併用します。

墓下しから工場でのメンテナンス、施工完成までおおよそ一か月。無事完成となりました。