広島市佐伯区五日市町石内　個人墓地に和墓9寸角座4重台生前墓（寿陵墓）と古墓改修事例のご紹介。

三又チェーンブロックを使用しての工事が完了

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

梅雨明けとともに激しい猛暑が続いております。外出される方はこまめな水分補給や適度な休憩が大事です。また室内にいる場合でも水分補給やエアコンの活用が大切といわれています。

トラッククレーン車もクローラークレーン（カニクレーン）も適用しない個人墓地　急斜面

さて私共石材関係者はどんなに暑くてもこの時期が勝負時。お客さまのご希望に沿ってお盆までの納期に間に合わせるよう日々戦っております。

今回ご紹介するお客さまは五日市町のS様。

昨年１２月に五日市支店にご来店。ご先祖と戦死された方のお墓があるものの自分たちの寿陵墓(生前に建立しておくお墓)を建立して安心したいとのお申しでした。

前日、10寸、8寸の古墓を解体移動して、新墓の座る基礎を事前工事（堀方/砕石投入/コンクリート固め）

芝台（一枚石・納骨石）を設置、下台（大台）を設置

上台（中台）を設置、角座布団設置　はめ込み石棒心内蔵

墓石のパーツとの間にはマスキングテープして強力なストーンボンドを注入します。

勿論耐震嵌め込み石棒心付きの設計です。震度4～5程度の有感地震にも耐えられるよう設計施工しております。（絶対的ではありません）

早速墓地調査を行いご先祖様のお墓を上手(かみて)に移動してできた空きスペースに新墓を建立することで意見が一致。石材は数ある中から国産伊予大島石に似た高級外国産を選定。9寸サイズの仏石に角座布団を付けて四重台仕様とすることになりました。勿論墓石サイズに合わせた７５０型法名板や屋根付き香立て3点セットなどの付属品も設置することになりました。

工事はクローラー式クレーンが入らないため手作業での三又チェーンブロックの工事となりました。

重機やクレーン車両が無くとも、経験豊富な職人の匠の技により無事建立することができました。

暑い中での工事でしたが施主様も終始工事を熱心に見学されその出来栄えにご満足いただけました。

五日市支店　支店長より