26年前の平成7年に弊社製造施工した10寸角座四重台、6月14日追加文字彫刻時に撮影。全くもって、四半世紀も経っていながら当時と変わらぬ美しい状態のままであったのには驚愕しました。

 

この度、施主様より亡きお母様の法名文字彫刻依頼を賜り、文字彫刻と墓碑クリーニングを依頼され業務終了後に撮影したものですが、26年前とは思えないほどあまりにも経年劣化も無く、染み一つ無く、墓の傾きも無く威風堂々新規に墓碑建立したかの様でしたので投稿ご紹介させて頂きました。

墓石の注文時に石材店からは「良い石は水を吸わない」「良い石は錆などの変色が少ない」と熱弁されますが、確かにこの写真で見るからに全くもって水吸いや変色がありません。国産伊予大島石で加工した墓碑ですが、当時の石材品質は特に優れていたのでしょう。現在の伊予大島石や外材も良い石材からどんどん使って(販売)しまいますので、Aランクの石材がなくなればBがAランクになり、CがBランクに昇格する。

現在のS級、A級石材は当時のB級クラスの品質(石質)にあたります。当時の石材が本当の意味で優れていたのかはクリーニングや研磨再製した時点で本当によくわかります。

全てとは申しませんが、安価な石材程、早いもので3か月もせず錆が出ます。後でお金を掛けてクリーニングや研磨再製した所で中身まで錆が浸透しており元には戻りません。「花崗岩は皆一緒、そんなに変わらないよ気にしません」とかで安易に石材店さんに勧められたお安い外国材(外国材でもよい石材沢山ございます)で建墓したばっかりに後で後悔されるケースを散見致します(石材が欠けたり割れたりはしませんが、雨の水吸いで、含有鉄分と酸化して赤発色黒褐色する現象)

供物台を取った写真ですが、うっすら染みの痕跡があるものの、日焼けも汚れも無く26年当時の表面状況

厚さ5寸(152mm)べた石での基礎工事、全くもって墓の傾きが見受けられません。

通常基礎に使う石材は巻石(長石)で四方を囲いますが、この施主様の基礎石は一枚石(べた石)であり継ぎ目がありません。なので頑丈極まりなく後のメンテナンスが不要。草も生えません。ま、全部が石ですからね。

職人さんもびっくり! クリーニングし甲斐があると驚愕

伊予大島石は200年前から全国に優良な石材として普及、日本銀行、大阪心斎橋、出雲大社大鳥居など建造物でも大活躍です。

石山から採石した僅か3%が墓石材になります。貴重です。

やはり「良いものは良くて長持ち、安かろう良かろうは中々有りませんよ」